長山 哲也TETSUYA NAGAYAMA

社会システム事業部
2009年入社 理工学部卒

INTERVIEW 03

大規模プロジェクトの中で
チームメンバーとともに成長を実現していく

キャリアステップ

2009年4月

交通に関するシステムに携わりたいと思い、入社を決意。

2009年7月

社会システム事業部に配属され、日立グループのプロジェクトの鉄道系システムを担当。

2011年

パッケージ製品のプロジェクトへ異動。その後、金融機関システムを担当。

2012年

希望して異動前の鉄道プロジェクト担当に戻る。
以来、現在に至るまで継続して同じプロジェクトを担当。

2018年

主任に昇進。
ユニットリーダーに任命。

2022年

10月から育休を取得。

2023年

3月に育休から復帰。

5年後

マネジメント力を強化しながら、メンバーが楽しく主体性を持って働ける
フラットな職場の環境を守り、引き継いでいく。

担当業務

  • 提 案
  • 要件定義
  • 設 計
  • 開 発
  • テスト
  • 運用・保守

役割・立場

ユニットリーダーとして当社のチームを束ねる

私が入社1年目から担当しているのは、鉄道の座席予約・発券システムを開発・運用する日立グループの大規模プロジェクトです。日立グループ全体で約150人がお客さま先に常駐し、当社からは約30人が参加しています。
当社が開発を担当しているのは、駅員が窓口で操作する端末と乗客が乗車券を購入する券売機に関わるものであり、サービスの中枢として機能している重要なシステムです。基本設計はお客さまが行い、基本設計の支援や調整、詳細設計から保守までが当社の担当する業務領域です。
私はユニットリーダーとして課長を補佐し、課全体のとりまとめを行うと同時に、10人で編成されている自分のチームのマネジメントを担当しています。

業務内容

お客さまとの会議やメンバーの管理が主軸に

プロジェクトに配属されて間もない新人の頃は、テスト担当としてひたすら実機を操作していました。それから少しずつ開発や設計といった上流の工程に関わるようになり、お客さまと接する機会も増えています。いまはユニットリーダーとして進捗状況の資料を作成し、お客さまと日立製作所に説明するなど、会議や打ち合わせに参加することが多くなりました。プロジェクトの全体調整や次期開発の仕様検討、見積書作成といった業務に加え、チームリーダーとしてメンバーの設計書のレビューや詳細設計の調整もしています。
最近はチームの新人と話す機会が少ないと感じたことから、コミュニケーション不足を解消するためにメンバー全員と1on1ミーティング(個人面談)を行いました。メンバーと目標を共有し、モチベーションを維持できるように配慮するのもチームリーダーの役割です。

やりがい・抱負

多くの人が利用するシステムに関わる喜び

私はトータルで14年以上にわたり、この大規模プロジェクトを担当してきました。参加した当初からずっと、大勢の人が利用するシステムに関われることが喜びであり、大きなやりがいになっています。いまは管理が担当業務の中心になっていますが、自分の立てたスケジュールどおりに開発を進められたときに味わえる達成感は、チームリーダーならではのものです。大規模プロジェクトだからこそ、障害が起きた場合の影響力の大きさからプレッシャーも感じていますが、楽しさのほうが何倍も大きな比重を占めています。
いまも自分の手を動かして開発することは好きですが、リーダーとしてチームのメンバーが楽しく働ける環境を整えることにも、喜びを感じています。年次や職級の壁を感じないフラットな空気の中で、一人ひとりのメンバーが主体性を持って働けるチームにしたい。若手の成長をサポートして、やりたいことへの挑戦を後押しするリーダーになることが目標です。

SCHEDULE

1週間のスケジュール

月曜日 午前 チーム内ミーティング(進捗状況確認)
午後 設計書作成
火曜日 午前 お客さまと打ち合わせ(開発案件の仕様検討、関係システムとの調整)
午後 日立内の進捗会議
水曜日 午前 お客さまと定例打ち合わせ(問題事項、懸案洗い出し解決)
午後 お客さまとの進捗会議
木曜日 午前 設計書レビュー
午後 お客さま打ち合わせ(開発案件の仕様検討、関係システムとの調整)
金曜日 終日 次期案件の見積り作業

働く場所

開発環境がお客さまのネットワーク上にあり、セキュリティなどの観点からアクセスができないため、常駐先に出社しています。ワンフロアを日立グループが占めているため、日常業務においてはお客さま先に常駐していることを意識することはありません。自社での業務があるときは、たまに在宅勤務を選択しています。

当社の魅力

仕事も暮らしも楽しめる
居心地の良さ
自分の経験をもとにいうなら、楽しく働ける職場の環境があることです。社員同士が親睦を深める機会が多く、ビッグサイトで運動会をしたり、コロナ禍ではオンラインでクイズ大会を開催したり、遊び心満載のイベントに多くの社員が参加しています。自由に使い方を選べるカフェテリアプランをはじめ、福利厚生も充実していて、暮らしにゆとりを与えてくれます。入社以来、一度も転職を考えたことがないことが、居心地の良さを証明しています。

学生の皆さんへのメッセージ

積極的に行動できることが大切

当社は事業領域や業務の幅が広いため、やりたいことができる環境はあると思います。私も自身がユニットリーダーとしてチームを管理していますが、なるべく部下のやりたいことをヒアリングして、挑戦できる環境づくりができるように意識しています。
そのため当社に入社する皆さんには、将来どのような業務に携わりたいかをイメージしながら、積極的に行動していただければと思っています。