児島 伴幸TOMOYUKI KOJIMA

デジタルトランスフォーメーション第二事業部
2010年入社 理工学部

INTERVIEW 05

磨き上げた技術を武器に
スペシャリストの枠を越えて活躍の場を広げていく

キャリアステップ

2010年

日立ソリューションズ・クリエイトの前身である日立ビジネスソリューションに入社。
国内トップシェアを誇る日立製作所のITシステム運用管理ソフトウエア「JP1」を担当。

2011年

日立製作所のチームに所属してJP1の要件定義から関わり、
プロジェクト全体の流れを体験。

2014年

この頃からプロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャーを任されるようになり、
実績とともに手がけるプロジェクトの規模が大きくなる。

2018年

主任に昇進。大規模案件が多くなる。

2023年

上司と相談の上、ITスペシャリストとして課長に昇進。

5年後

さまざまなインフラ技術と社内外のネットワークを強みに、
新しいタイプのスペシャリストとして事業に貢献していきたい。

担当業務

  • 提 案
  • 要件定義
  • 設 計
  • 開 発
  • テスト
  • 運用・保守

役割・立場

配属後すぐに上流工程に関わる業務を担当

私が当社を志望したのは、ベンチャー的な事業を展開していたからです。
入社後は第二希望のプラットフォーム事業部(現DX事業部)に配属され、先輩と日立製作所のJP1というシステム運用管理ソフトの設計構築を担当しました。2年目からは日立製作所のチームに加わって、JP1のプロフェッショナルとして実績を重ねていきました。お客さまの要望を正確に把握し、高い満足度を提供したことに加え、納品後のトラブルがなかったことが評価され、プロジェクトマネージャーとして大規模案件を任されるようになり、2018年に主任へ昇進。当社では主任になった後に、自分がスペシャリスト職とマネジメント職のどちらに向いているかを考えて、キャリアの方向性を決めることができます。私は技術力を認められ、ITスペシャリストとして課長に昇進しました。

業務内容

最小単位のチームで自治体のインフラをリプレイス

現在、メインで関わっているのは、地方自治体のインフラ構築です。2022年にスタートした、市区町村ごとに異なる要望や規模に合わせてインフラをリプレイスするプロジェクト。Nutanix(ニュータニクス)という最新のインフラ技術を使って、提案から要件定義 設計構築 運用管理 維持補修まで、一気通貫で対応しています。
私と当社の若手が1名、協力会社のメンバー2名の計4名という最小単位のチームで担当しています。私がお客さまと打ち合わせして要件を明確化し、若手が設計を詰めていき、BPメンバーがサポートするというルーティーンで対応しています。それぞれ約4ヵ月で導入し、人手と時間をかけずに利益を追求できるように事業設計しています。

やりがい・抱負

名指しのオファーがやりがいと挑戦につながる

スペシャリストになるためには、技術に対して真摯に向き合い、研鑽しながら経験を積んでいくことが必要です。一つの技術や製品に固執していては、さまざまなお客さまの要望に応えられません。私は多彩な技術に興味を持ち、情報処理をはじめ数多くの資格を取得しました。習得した技術や知見を駆使して課題を解決するうちに、お客さまやグループ内から「児島さんにお願いしたい」というオファーが来るようになりました。また、突出した技術力を持っていると、日立グループ内で招集がかかることもあり、会社の枠を飛び越えて新しいことに挑戦できることもやりがいです。入社4年目でシリコンバレーとの海外プロジェクトを担当できたのは、スペシャリストとして認められたからです。
私は基本的にSEの仕事は技術力だけではなく、コミュニケーションも重要だと考えているので、マネジメントにおいても課のメンバーとの対話を重視しています。チャットだけではなく定期的に食事会や宴会を行うなど、メンバーがコミュニケ―ション不全を起こさないように配慮してきました。
これからは新しいタイプのスペシャリストとして技術を武器に、国内外を飛び回って活躍できるような人財を育てたいと考えています。

保有している資格

JP1 認定シニアコンサルタント
PMP(Project Management Professional) - PMI
Nutanix Certified Professional (NCP)

扱っているインフラ技術

ハードウェア:ストレージ、サーバー、ネットワークスイッチ
HCI:Nutanix、vSAN
OS:Windows、RHEL
ミドルウェア:各種クラスタソフト、各種運用管理ソフト、ウイルス対策ソフト各種、データベース各種

SCHEDULE

1ヵ月のスケジュール(週単位)

第1週目 プロジェクト立ち上げのための資料作成とチームビルディング
第2週目 プロジェクトキックオフとチームメンバーの立ち上げ支援
第3週目 プロジェクトの進捗管理、課題管理、課題における対応方針検討、
別プロジェクトの新規提案資料作成
第4週目 プロジェクトの進捗管理、課題管理、課題解消対応、別プロジェクトの新規提案

働く場所

Web会議が多い日は在宅で仕事をしています。 また、チーム内およびお客さまとのコミュニケーション活性化と、連携作業を円滑に進めるため、週に2回はお客さま先で仕事をします。月曜日または金曜日は、土日と繋げて、プライベート充実のために旅行先にてワーケーションしていることがあります。自分が状況を見ているチームが複数あり、拠点が異なるため、各拠点のサテライトオフィスにて仕事をしていることもあります。

当社の魅力

幅広い業務の中に
強みを生かせる場がある
日立グループとして参加する大規模プロジェクトから、当社が直接受注して全ての工程を担当するプロジェクトまで、多彩な業務を経験できることが当社の大きな魅力だと思います。インフラやアプリ開発、パッケージの導入など業務範囲も広く、金融や公共などお客さまの業種もさまざまです。SEとしてどの方向をめざしても、必ず自分の強みを生かせる場があります。

学生の皆さんへのメッセージ

いま好きなことに打ち込んでほしい

IT関連の資格は入社してから取得できるので、何か自分の興味があること、好きなことに打ち込んで過ごしてほしい。グローバル化する社会に対応するなら、語学を学ぶとか海外へ旅行に行くのもいいでしょう。スペシャリストを志すなら、技術を生かして海外で活躍できる人財になってほしいと思います。
自分次第で柔軟に新しい技術を吸収できるはずなので、常にアンテナを張って興味の対象を広げることが大事です。